軍物N-3Bのミリタリー・ファッション化
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初期モデルN-3からN-3Bへの進化
N-3Bはアメリカ空軍で飛行用に開発されたパーカです。 エアークルーと呼ばれる搭乗員が、暖房のない大型輸送機やヘリコプターの 貨物キャビンで、貨物の投下作業や外部偵察、遭難者救助の任にあたっていました。 吹きさらしの機内で仕事をするため、長い腰丈のパーカを用意されました。 現在では航空機の搭乗員だけではなく、地上の整備員などや 全軍の色々な職種の将兵によって使用されています。 このN-3Bの初期モデルは、1945年に作られたN-3搭乗用パーカです。 それ以来、カラーや素材、細部の形状などに変更を加えてきて、 現在のN-3Bへと進化して行きました。 ロックバンドのGLAYが以前に発売したアルバムで スピーワック社N-3Bのブラックを、メンバーが揃って着ていました。 腰まである長めの胴体中央部分にある手隠し用の大型斜め スリット・ポケットと腰のスカート部分に設けられたカバー付きカーゴ・ポケットは、 物を入れるのに便利です。 N-3Bの中には多くの綿が詰まっていますが、 フカフカとした柔らかそうな質感に全体が覆われています。 大きなフードには暖かいライニングとファーが付いていて、 寒波が来てもこのフードをかぶれば保温性はバツグンです。 長めの袖と手首部分の内側にニットが付いているので、 袖口から寒い外気が進入せず、N-3Bの暖かさを更に保っています。 N-3Bの実物放出品は、'70年代以降の中古品であればそこそこ出回っているが、 かなりヘビー・デューティーな物なので、ファッション的に気軽に着れるN-3Bではない。 ポリシーをもって着て貰いたい。 そこでファッションとして着られるように発売されたのが、 「ロング・スノーケル」です。 これは'70年代後半の冬にアメリカの東海岸諸都市で流行し、 '78年から日本にも輸入されるようになったパーカです。 デザインは軍用のN-3Bと同じで、色々なカラーを取り揃えて軽い化繊を中綿に使用し、 フードのファーはコヨーテの毛皮を使い、ストリートでも ミリタリーファッションとして着られるジャケットになりました。
ALPHAアルファのN-3B
アルファのN-3Bは、フードにコヨーテのファーが付いています。 これは取り外しが可能で、スタイルは、やや太めのデザインです。 ジーンズやカーゴパンツにカジュアルなアウターを組み合わせ、 N-Bを着れば寒波が来ても大丈夫・・・ストリートファッションとして、 N-3Bと言えば「アルファ」というぐらい、現代のファッションでは、 アルファのN-3Bは浸透しています。 アルファ社は軍用衣料メーカーで、現在でもフライト・ジャケット等を製造して、 軍に納品しています。そのアルファが作っているN-3Bだから、 丈夫で機能的に優れていて、何年経っても飽きずに ストリート・ファッションとして愛用され続けられています。
I.SPIEWAK アイ・スピーワックのN-3B
I.SPIEWAKが製造しているタイタンクロスのN-3Bは、 丈夫な厚地で、防寒・防水・防風・防雪などすぐれた特徴があり、 米軍・警察関係や、極寒地での作業、航空会社整備服などで利用されています。 I.SPIEWAK & SONS社は、明治37年の創業であり、米軍や官公庁などに納品しています。 行き届いた製作工程が確立しており、そこで作られたN-3Bは、 しっかりした仕上がりになっていて、多くのN-3Bファンに愛用されています。 色は、サージグリーン・チャコールグレー・ブラック・ネイビーの4色あり、 サイズも34〜44インチまで揃っています。ハードな作りのミリタリージャケットN-3Bとして、 ストリートファッションを楽しむことができます。